本当のキミ

「で?なんであんなとこから落ちたの?」

『なんでって、おとさ…』

何いおうとしてんのよ!私。
ふいに聞かれて答えそうになったけど…

私は急いで首を振って。

『あ、と…水姫と話してたら、ふみ外しちゃって。』

軽く笑ってごまかした。

「?…ふーん。きーつけろよ?」

心配そうにのぞきこまれた。

ドキッ…

『う、ん。わかってる。』

ふいっと目をそらして言った。

ブー…ブー…

『あっ…』

スカートに入っている、ケータイがなった。


夏向から離れて、ケータイを見る。

『あっ!』

水姫からのメールだった。
そうだった、私水姫とお昼食べようとしてたんだった!

急いで今の居場所を打った。
たぶん今戻ると騒がれて食べれないから来て、と付け加えて。