本当のキミ

チュンチュンチュン…チュンチュンチュン…

んっ

目覚ましが鳴る
小鳥のかわいー目覚まし時計。

でも、こんなのじゃ私が起きるはずもなく…

『小鳥さんおやすみなさぁーい…くー…』

「水姫ー!朝よー!」

んっ…

眠いよぉ…

バサっと布団を頭までかぶった。

しばらくすると
バタバタバタと階段を駆け上がる音がした。
うぅ…雷が落ちるよぉー!
それを覚悟して布団をしっかりかぶると

がちゃっ!
勢いよく扉が開いた。

「水姫?」

あれ?優しい声?
不思議におもって頑張って目を開けて
お母さんの方を見た…ら…

『ひっ!』

一気に目が覚める光景が私の目の前にあった。

お母さんが笑顔で私のクマちゃん(お気に入りのテディベアー)をわしづかみにして
包丁を突き付けていた。

笑顔が怖い…す菫みたい…

「ふふふ、起きればいいのよ!」

『は、はい!お、起きます!起きさせてもらいます!』

急いで飛び起きた。