本当のキミ

完全にフリーズしてる…

まぁ、ここわ

『あ、の…ほんと、ごめんなさい。』

私が口を開いてようやく我に返ったように
苦笑いをうかべた。

「いや…大丈夫。大丈夫。気にしないで!寒いでしょ!教室戻なっ!」

急かす様な彼の口調に
私は急いで教室に戻った。


「絶対に許さない…」

木の陰の
そんな声も私には届かなかった。

教室に戻ると
水姫が待っててくれた。


『ごめん!お待たせ!』
「あ!菫!ううん、いいよ!で?どうだった?」

小声で聞かれて私も小声で返した

『もともと断る気だったし。』

そうだろうね!なんて話しながらお昼を食べ終えた。



その日結局菅原君は教室に戻ってこなかった。