-涙雨-



ううん…体が重い…立つと目眩が…

「いたっっっっ…」

あぁ…昨日暴走したんだ…体のあちらこちらがいたい…さぁ。仕事だ。

「いつまでいるきだ…お前…早く行け!!」

「申し訳ありません…」

……フラフラする。

「ここかぁ…」

誰もいない…部屋が多すぎる…
何かあると言ったら地下か…

…テ……ケテ……スケテ……タスケテ…………

誰かいる。
あぁっ!…
「何で、ここにいるんだ…」

「お姉ちゃん……誰…」

「今助けるね…」

「ありがとう…お姉ちゃん…」

「時間無いから早くいくよ…」

「うん!!」

この子を早くここから出さなきゃ…

「そこで何をしている…」

「見つかったか…」

「お姉ちゃん…どーしよ…」

「大丈夫。嗄原財閥社長…嗄原俊章…あんたに逮捕状出されてたから…捕まえにきた…」

「お前…警察か…」

「警察…そんな柔ものではない…」

「だったら…もしかして…」

「そのもしかしてだ。」

「くそっ!!お前ら!!やれっ!!!!!!」

「君…下がってて…」

「うっっ…ん…」

はぁぁ…やりますか…