野獣な執事とワンコお嬢様

カレンさんは何でヒョウの言葉にショックを受けてるの?



まさか…ヒョウのことが好きになったとか…?



「青柳って…何にも興味ないのかと思ってた…」

「そんなことありません。お嬢様の変化はすぐに気がつきますし」

「あたしに対する態度と大違い…」

「当たり前です。カレン様は仮のお嬢様ですので」

「そっか…」

「それよりもお嬢様。帰った時に痩せてたら容赦しませんからね?」



あたしっ!?



最近あんまり食べてなかったからヤバいかも…。



「お手柔らかに…」

「イヤです。帰るのが楽しみです」

「顔が意地悪~…」



カレンさんは、そんなあたしとヒョウのやりとりを羨ましそうに見ていた。



不安だなぁ…。



ヒョウのこと、好きになってなきゃいいけど…。



契約期間、早く終わらないかな…。



その後、名残おしくも帰ることに。



相変わらずかっこよかった。



あんなにキレイで絵になる執事、そばに置いとくだけでもいいよ。