野獣な執事とワンコお嬢様

琴音の体重も把握してる俺には、隠したって無駄だし。



痩せすぎ。



涙目になりながら食べた夕食。



「久しぶりに完食だね」

「いつもシェフには悲しい思いをさせてしまってます。申し訳ないです」

「いやいや、青柳くんが来てから料理するのが楽しいんだよ。昔はこんなに食べてくれなかったからね」



俺から言わせれば、あんな少量しか食わなくて、よく生きてると思う。



だから体も弱いんだ。



久しぶりの満腹で、部屋のベッドで動けなくなってる琴音。



そろそろ風呂に入れないと…。



「お風呂には行かれないんですか?」

「お腹苦しくて動けない…」

「お運びいたします」

「結構です!!」



ムクッと起きあがった琴音は部屋でシャワーにするらしい。



俺も仕事がないので、久しぶりに風呂上がりのお茶をいれた。



「シャワー浴びたら眠くなったぁ~…」

「髪が濡れてますよ」

「やって?」

「お座りください」



こんな時間、久しぶりだな…。