野獣な執事とワンコお嬢様

なんて、あたしが思ってもどうしようもないんだけどね。



本人たちの問題だし。



「ウサギ邪魔」

「ぬぁ~…」



ヒョウに奪い取られたウサギは、ポイッとベッドの下に投げられた。



代わりにヒョウの腕に抱きしめられて、一瞬にして夢見心地。



頭撫でられたら寝てしまうんです。



もう目が開けてられない…。



「おい、犬。寝んのか?」

「暖かいよ、ヒョウ…」



ポカポカしてて眠くなる…。



そう思ったらいつの間にか寝ていた。



目覚めはヒョウの声。



「お仕事ですよ、お嬢様」

「もっと寝る…」

「遅刻してもよろしいんですか?」



仕事だったかぁ~…。



眠くても頑張らなきゃ。



「おはよ、青柳」

「おはようございます。朝食は召し上がられますか?」

「いらない!!準備する!!」



大学進学はしないことにした。



あたしが勉強したいことは、机の上でじゃなくて、社会の勉強だと気づいたから。



だからあたしは、このままお仕事続けます!!