野獣な執事とワンコお嬢様

昨日のことは誰にも言ってない。



報告もしてないし、タマキさんにすら言う気はない。



あんなになるまで頑張ってることは、俺だけ知ってればいい。



「俺、どうすればいいんですかね…」

「さぁな。戻るのも、このまましばらく別れてんのも、お前次第じゃねぇの?」

「キツいっス…」

「相当キツそうだな。その話し方は」

「あっ、すみません…。ダメですね…」

「悩め、少年。まだまだガキだな~」



そんなこと言われたの初めてだった。



頭がよくて、周りは大人ばっかりで。



今までは大人と対等だったから…。



俺ってガキなのか…。



「遅刻するぞ~」

「学校、行きたくないです…」

「はははっ!!お前は琴音かっ!!」



だって、学校は琴音と話せない…。



どうしたらいいのか、マジでわからない…。



仕方なく向かった学校で、ジョーと理時といる。



「今日ハンバーガー行かねぇ?」

「僕行く!!」

「ヒョウは?」



気分転換に行こうかな…。