野獣な執事とワンコお嬢様

ドアを開けると、見慣れた景色の中にちっこいの。



「どちら様…?」

「いや、なんつーか…」

「ヒョウ!?どうしたの!?ってか会いたかったぁ~!!」

「ムリっ!!抱きつくなよ!?」

「どう…して…?」



泣きそうな顔の琴音。



今は絶対ダメだ!!



俺が俺じゃねぇ!!



「30分…待ってろ」

「えっ…?」

「いいから30分待ってろ!!わかったか!?」

「は、はいっ!!」



駆け込んだバスルーム。



マジで白衣汚い…。



うわぁ~…、こんな顔で琴音に会ったのかよ…。



アイツ、よく引かなかったな…。



とにかく洗えるところはすべて洗った。



風呂に入りに来ただけで、すぐにラボに戻るつもり。



2週間はやっぱり短すぎる…。



体洗った泡がきたねぇって、どんだけ汚れてんだよ、俺…。



まぁ、ハマると毎回こうだったけど…。



ヒゲも剃り、3回洗った体と頭。



よし、もう大丈夫だ。