野獣な執事とワンコお嬢様

次の日、目が覚めたのはタマキさんの声。



いつ寝たかなんて覚えてなくて、裸ではないかと一瞬焦った。



「ヒョウは…?」

「もう出た。お前ら、マジで昨日なにやってたわけ?」

「へっ…?」

「1日休みが欲しいって青柳に言われたからデートでもすんのかと思えば部屋から出てこねぇし」

「あははっ…」

「夕方に会った青柳はやたらエロいし。今ガキでもできたら責任問題だっつーの」



朝からグチグチ言われたけど、右手の薬指を見て、気分は最高。



ヒョウが早めのクリスマスプレゼントを残して旅立ったわけで。



「な~にニヤニヤしてんの?」

「雪乃さん、これ見て!!」

「リング?2号くんから?」

「へへっ…」

「2号くんって侮れないね~。朝から泣くのかと思えば笑わせて行っちゃうなんて」



ヒョウに行ってらっしゃいがしたかったけど、あたしが泣きそうだったから。



2週間なんてすぐだよね?



会いに行けたら、会いに行くから。