野獣な執事とワンコお嬢様

こんな話し、あまり興味がある人間も少ないし。



俺は雪乃さんから考古学の情報を聞き、それを理解する。



新しいことは、学ぶと楽しくて仕方ない。



久しぶりにこんな気分になれた。



「雪乃~…、2号と浮気~!!」

「するわけないでしょ、あんたじゃないんだから」

「だって楽しそうにしてたじゃん…」

「2号くん、本当に天才っぽいんだもん。教えたことすぐ覚えて理解するから超おもしろい」

「俺より2号?妬くよ?2号クビにしてやる」

「バカばっかり言ってないで、その酒臭さどうにかしなさいよ」



雪乃さんは本当に強い女だ。



未練を残しても、龍蔵さんといることを選んだ。



幸せそうに笑う彼女には、きっと明るい未来しか見えてない。



龍蔵さん、幸せにしてもらえそうだな…。



「あっ、龍蔵様。クリスマスの件ですが」

「何?予約取れた?」

「支店のセミスイートなら、キャンセルが出たとのことですが」

「マジ!?雪乃とお泊まり~!!叔父さんによろしく言っといて~」

「かしこまりました」



コレで心おきなく行ける。