野獣な執事とワンコお嬢様

それからしばらく、急に開いたドアにみんなビックリ。



「琴音っ!!なんで兄ちゃん意外の男がいんの!?なに、これ…」



アゲハが慌てて飛び込んできたわけで。



しかも今日はすでにボディーガードの制服の黒服着用中。



「めちゃくちゃカワイイ少年…」

「えっと、ヒョウの弟のアゲハです。ちなみにこの家の護衛担当で…」

「たぶらかしていい!?」



どうやら、シズちゃんがアゲハをひと目で気に入ったらしい。



ぽか~んとしてるアゲハが急にうずくまった背後に、笑顔のヒョウが人数分のお茶とともにやってきた。



「兄ちゃ…息できな…」

「見事なほどの無礼ですよ、アゲハ。お嬢様のご友人を侵入者と間違えるなんて。死んで詫びますかね?」

「勘弁…してください…」



なんだかヒョウの見てはいけない部分を見た気が…。



アゲハの方が強いんじゃなかったの…?



「愚弟が大変失礼いたしました。お茶をお持ちしましたので、どうぞお座りください」



ヒョウって最強かもしれない…。