野獣な執事とワンコお嬢様

それに便乗したジョーくんまで行きたいとか言い出して。



「あたしも行きたい」

「シズちゃんっ!!」

「執事がいるほどの家って興味あるし~。連れてってくれたら他言しないよぉ?」



シズちゃんって、やっぱり怖い…。



脅しの意味が込められてた気がしたんだけど…。



「ヒョウ、ダメだよね!?」

「バレたなら別にいい。ってか、もうどうでもいい…」



この投げやりなヒョウの一言により、なぜか全員我が家へ来ることになった。



うちに向かう最中、センちゃんに何度も謝られた。



だけどセンちゃんは別に悪くないと思うし…。



「気にすんな、理時にはバレてもよかったし。信用してるからな」

「ごめんね~…。ジョーもお家のこと黙ってるんだったよね…。あたし、本当に最低だよぉ~…」

「わかった。じゃあ、これからたまに琴音と遊んでやってくれれば、それでチャラってことで」

「ヒョウくん、いい人っ!!あたし琴音好きだよ!?ヒョウくんに言われなくても誘うからね!?さっき番号教えてもらったし」



センちゃんこそいい人だよ。