野獣な執事とワンコお嬢様

ヒョウがしっかり眠ったことを確認してから服を着て部屋を出て。



「青柳どうした?」

「あたしの風邪をうつしまして…」

「そういや咳してたっけな。お前、顔赤くね?」

「ち、違うよ!?何もしてないっ!!」

「はぁ?何も聞いてねぇよ」

「あっ、はい…」



部屋から出てきたタマキさんの顔がまともにみれない。



ヒョウの部屋にいたってことがなんだか恥ずかしくて。



「このまま寝せといていい?」

「体調悪いなら仕方ねぇだろ。給仕くらいなら俺がしてやる」

「お兄ちゃんは?」

「部屋でレポートに追われてる。さっきからアゲハの姿が見えねぇんだけど知ってっか?」

「知らないよ?」



そんなアゲハ、ご飯の時間に現れた。



なんか殴られた痕があるんだけど…。



しかも珍しくボディガードらしく何も言わずあたしの後ろに立ってる…。



「その顔どうしたの?」

「タマキに殴られた…」

「なんで!?」

「女の子と遊んでて仕事放棄したから…」

「あははっ!!ダサ~い」



って、女の子と遊んでたんだ…。