野獣な執事とワンコお嬢様

どうしたらいいのかわからず、硬直するだけ。



いろんな場所に優しくキスされたら、もう頭がグルグルしてきてしまう。



「隠すなよ…」

「恥ずかしすぎてムリ…」



服脱がされてるし!!



恥ずかしいから小さくなって体を隠す。



電気消したってまだ明るいし…。



薄暗いけど見えちゃうよぉ~…。



「やべぇな…。本気になりそうだ…」

「ヒョウ~…」



ドキドキを通り越してバクバク。



ヒョウの熱い唇と手が、あたしを余計おかしくする。



「お前あったけぇ…」



そう言って抱きしめられた。



上から覆い被さるような状態で。



パニック寸前のあたしは動けずに。



「ヒョウっ…」

「…………」

「寝たの…?」

「寝てねぇよ…。このまま食いてぇけど…余裕ねぇ…」



横にずれたヒョウに、まだ抱きしめられたまま。



目を閉じてしまったヒョウは、本当に辛そうだ。



「体調に感謝しろよ…」

「ん…」

「元気になったら琴音は俺のにする…」



その言葉を最後に、ヒョウは眠った。