野獣な執事とワンコお嬢様

一瞬だけのキス。



唇が熱い…。



「よくなった?」

「足りないですね」

「ちょっ、なんで脱がそうとするの!?」

「寒いからですけど?人肌で暖めてくださいよ」



ヒョウ!?



なんだかすごくいやらしい顔してない!?



「えっ…ちょっと待って…」

「部屋に来たお嬢様が悪いわけで、何度も注意しましたから」

「んなぁ!?」



下着姿でベッドの上。



コレって…本気なの?



「体調が悪すぎるので仕事は終わりです」

「ヒョウ、やめない?」

「誰がやめるか」

「えっ、あのっ…」

「布団を与えてやろう。ついでに電気も消してやる。逃げたら容赦しねぇ」



電気を消しに行ったヒョウを眺めることしかできなくて。



ただただドキドキ。



「布団いらねぇねか?」

「いります…」

「ん」



パサッとかけられた布団。



シャツを脱ぎ捨てたヒョウは、あたしの隣にやってきた。



「いい匂い…」

「くぁ~…」



首にキスとかしないでっ!!