野獣な執事とワンコお嬢様

着替えもせずにベッドに横になってる。



「寝てるの?」

「起きてます、お嬢様…。来ると思ってましたよ…」

「なんか欲しいものある?」

「静かにしといていただけると」



起きあがったヒョウは、なにやら薬を飲むらしい。



病院行けばいいのに…。



「お医者さん呼んであげようか?」

「平気です。ただの風邪ですので」



でもあたしがうつしたし…。



罪悪感があるんだよ?



「辛い?」

「えぇ、それなりに」

「どうすればよくなる?」

「そうですね、お嬢様がキスしてくれたらよくなるかもしれません」

「キっ!?」

「病は気からと言いますからね。看病しにいらしたみたいだし、していただけるんでしょ?」



い、意地悪だっ!!



だけどしたらよくなる…?



「届かないから…す、座ってください…」

「はい」

「恥ずかしい…」

「早くしてくださいよ。起きてるのですらキツいんですから」



ベッドに座ったヒョウの目の前に立った。