野獣な執事とワンコお嬢様

カワイすぎ…。



「くんのかこねぇのか、どっちだ?」

「行きたいけど…」

「5、4、3…」

「行きますっ!!ヒョウの部屋、なかなか入れてくれないから…」



あぁぁぁぁ~…。



マジでカワイイ…。



本当にムカつくぐらいカワイイ…。



「仕事終わる頃、部屋にくればいい」

「はい…」



もう無理だ。



俺は何年も我慢してきたわけだから。



今日、寝かせる気はねぇよ。



たとえ琴音が壊れても、俺はお前が欲しくてたまらない。



こんなに欲しいものって、たぶん初めてだ。



しばらくして図書室から出た。



後はホームルームだけで。



教室に戻れば、いつものごとくうるさい女共。



「夏休み、何してたの?」

「耳が腐りそうだから話しかけんじゃねぇよ、ブサイク」

「「いや~ん!!2学期もステキ~!!」」



マジで鬱陶しい…。



学校って、楽しいけど面倒な場所だな…。



始まったホームルームは、1ヶ月後の球技大会の話だった。