野獣な執事とワンコお嬢様

またこの家に自由人が増えたじゃねぇか…。



タマキさんは今日も起きてこねぇし。



琴音の護衛なんて、俺だけで十分だ。



さぁ、俺も着替えよう。



後のことはメイドに任せ、琴音の部屋へ行く。



「なんっで…制服?」

「今日から一緒に行きます。もう、恋人同士ですからね。一緒に登校してもおかしくはないでしょ?」

「歩いて行く!?」

「バイクがお望みならば」

「歩くっ!!」



相当嬉しいのか、さっきムリヤリ食わせた朝食のことなんか忘れたような笑顔。



なんだかもうカワイくて…。



「朝だよっ…」

「我慢できず、学校でしてもよろしいのですか?」

「ヤダけどぉ…」

「お嬢様、カワイすぎです…」



ヤバい。



そろそろマジで限界かも。



琴音が欲しい…。



仕事中の今、手を出すなんて相当ヤバい。



キスしまくってから屋敷を出た。



よし、オフ。



「ヒョウっ!?」

「手ぐらいよくね?」

「また女の子に恨まれる…」



バカか。



俺がらみなら、俺が助けてやるっつーの。