野獣な執事とワンコお嬢様

気疲れして、家に帰って。



ヒョウとあんまり話せなかった…。



お風呂に入って化粧を落とし、ベッドに横になる。



寝ようとすると、ドアがノックされた。



「はい?」

「寝たかと思った」

「ヒョウっ!!」

「なんだよ、嬉しそうな顔して」

「スーツのまま…今帰ったの!?」

「明日、誕生日だからな」

「忙しいから忘れてるかと思ったのに…」

「龍馬様も美琴様もホテルに泊まるって言うし。琴音が寂しくてグレそうだからな」



ヒョウ~…。



なんだか胸一杯…。



嬉しくてヒョウに飛びつき、撫でてもらえたら気持ちよすぎて寝れそうだ。



「お手」

「はいっ!!」

「カワイイヤツ。マジで犬だな」

「ヒョウに好かれるなら犬でいい…」

「そうやって、一生ワンコでいろよ?」

「うんっ!!」

「今日は一緒に寝てやるからな」



嬉しくて、もうこのまま溶けてなくなってもいい。



ずっと可愛がってもらえるなら、あたしはヒョウの犬でいます!!