野獣な執事とワンコお嬢様

休憩も終わり、仕事再開。



シェフに頼まれた食材の調達。



屋敷に戻ると、誰かが門の前に立っていて。



「何かご用でしょうっ!?」

「ヒョウ!!やっと会えたっ!!」

「えっ、何でここに…?」

「お願いがあってきたの」



こんなところで立ち話をするわけにもいかず、見知った顔の女を屋敷に入れた。



どこにいたのか、駆け寄ってきた琴音が不思議そうな顔をしてる。



「どちら様…?」

「ただいま戻りました、お嬢様。少しお時間をいただいてもよろしいですか?」

「いいけど…ヒョウのお客さん?」

「はい。ではこちらへ…」



シェフに食材を渡し、自分の部屋に入れた。



懐かしい顔…。



「2年ぶりか?」

「もうそんなに経つ?」

「俺が研究チームを抜けたのが2年前だからな」

「大きくなったもんね、ヒョウ」



部屋についてるキッチンでコーヒーをいれた。



滅多に使わない、自分のキッチンだ。



「すっごいビックリ」

「何に対して?」

「本当に執事やってること」



そうか?