野獣な執事とワンコお嬢様

ソファーに座った琴音から、熱い視線を感じる…。



やりづら…。



「言いたいことでもあるんですか…」

「好き」

「それは今日20回くらい聞いたので」

「デートしよう?」

「待て」

「はぁい…」



犬…。



落ち込み方が耳がしょぼーんと垂れてる感じ…。


ハァ…。



ベッドをキレイになおし、ソファーに座る琴音の前に座った。



「お嬢様」

「はい…」

「仕事は仕事です。お嬢様のせいで、わたくしの仕事が疎かになってもよろしいんですか?」

「ダメだと思う…」

「一応、あなたのお父様に雇われてる身だということ、ご理解いただけるとありがたいのですが」

「ごめんなさい…」

「わかればいいんです。さて、掃除も洗濯も宿題も終わったので、少し休憩しますか」

「休憩!?」



俺って琴音に甘いよなぁ~…。



甘やかしすぎかも。



琴音の好きなアイスティーをふたり分持って、プールに出た。



ネクタイを緩め、琴音の近くに座る。