「急に連れ出してごめんな。キツない?」 申し訳なさそうに、私の方を見た。 私は一応,大丈夫。だけ言っておいた。 でも、実際は心臓が凄く、バクバクしている。なんだか、ワクワクしている。 すると男が喋った。 「俺は、八神 零(ヤガミ レイ) これでも中1だぜ」 と言って白いはをニカッと見せて笑った。