・・・

ため息をついたオレは、

布団をかけてやり、

カーテンを閉めた。

・・・

まだ、数人患者さんが待っている。

・・・

オレは、

その患者さんの診察に当たった。

・・・

診察を終えたオレは、

ベッドに向かった。

・・・

「・・・イヤ!!」

・・・

カーテンを開けた途端、

突然大声を上げて、

飛び起きた美晴。

・・・

オレは驚きつつ、

美晴を抱きしめた。

「美晴、大丈夫か?」

「・・たか・・あき」

オレに気付いた美晴は、

しがみつくように、

抱きついた。