「ありがとう!行こう!」
「はいはい」
「やっぱり、けっこう待つね」
「仕方ないだろ。人気みたいだし」
このアトラクションは、けっこう待ち時間が長くて60分くらいだった。
待っている間、スマホのゲームをしたり、話をしたりして待っていた。
そして1時間待って、ようやく順番がきた。
ふたりで並んで安全ベルトを閉めると、アナウンスがあり、動き出した。
「やべぇ、けっこう怖っ……」
「た、高いね。ちょっとドキドキする」
「おいマジか!高すぎねぇ……?」
「もう降りる感じだね?」
そしてあっという間にジェットコースターは、急降下していった………。
俺はもう何も考えられなかった。