久し振りの光。

すぐに目が順応できずにクラクラしていると。

「明けましておめでとぉおおぉぁあぁぁっ!」

耳を劈くほどの大歓声が、しまじろうと龍娘の身を叩いた。

訳わからん、ナンダコレ。

ああそうか、年が明けて2013年になったのだな…。

「っていやいや待て待て!」

思わずツッコむ龍娘。

「どういう事だこれは!」

怒鳴るのも無理はない。

麻袋から出されたしまじろうと龍娘がいたのは、天神学園の体育館だった。

「どうじゃこの料理の数々」

乙がドヤ顔で、飾り付けられた会場に並べられた超豪華料理を自慢する。

「訳わからんと言っているのだ!順番に説明せんか!」

龍娘先生ご立腹。