龍太郎一味のご無体な学園生活

「!!!!!!」

息を呑むしまじろう。

またも上手く聞き取れなかったが、ここで出る『出来た』という言葉から連想されるものはひとつだけだ。

子供。

昨夜の過ちの結果、龍娘は身籠ってしまったのだ。

あぁ…何という事を…。

スマホを手にしたまま、頭を抱えるしまじろう。

こんな形で宿して欲しくなかった。

もっとお互い合意の上で、幸せを育むように授かりたかった。

しかし…。

『しまじろう…?』

掠れた声で、不安そうに言う龍娘の声が聞こえる。

「あ、ああ…」

しまじろうに僅かな逡巡。

だが、彼も男だ。

決断する時はしなければならない。

「責任は…とるよ…」

彼は意を決したように、今まで言えなかった言葉を口にする。

「結婚しよう、龍娘先生」