「つまりアレですか…」

熱燗の残り一滴を猪口に注ぎ。

「我々が羨ましいと…」

小岩井、禁句を口にする。

「羨ましくなどないわっっっ!」

龍娘、怒りの上段横蹴り!

しかし流石は死神の小岩井、これを間一髪で回避する。

「教師として警告してやっているのだ!女子生徒に手を出すとは何事かとな!」

「…僕は別に手を出していないよ?愛は案内役兼世話役だから」

芋焼酎飲み飲み、シレッとそんな事を言うアルベルト。

「誰がそんな言い分信じるかっ!こんな汚い大人になるなよ読者達!」

龍娘、相当酔っているらしい。