「でへ…」

途端に緩む小猿の表情。

「でへへへへへへ…」

フニャリと鷹雅に寄りかかり、腕を絡める。

喉を鳴らす猫の如く、鷹雅の腕に頬を摺り寄せる小猿。

猫か猿かどっちだ。

「んだよ小猿、歩きづれぇな、離れろっ」

「天神温泉行くんだよね?行こうかぁ、えへへへへ…」

「お、おぅっ」

「温泉でマッサージだよねぇ?一緒に入るんだよねぇ?」

「は、入らなきゃマッサージできねぇだろが…」

「いいよぉ?バスタオル体に巻かずに入ってあげよっか?」

「な゛…マジか小猿っっ?」

「冗談だよお、河童君はエッチだなぁ、うふえへへへへ…」

ナチュラルにイチャつきながら廊下を歩いてく二人。

呆然と見送る龍太郎一味…。






何とこんな酷いオチで、ゴールデンウイーク編終了というね。