改めて、校庭の桜を眺める参加者達。

まだ満開にはやや早いが、これはこれで風情がある。

「…六分から七分咲きくらいが…自分は好きです…」

「少し控えめに咲いてる感じが、可愛いですよね」

肩を並べて桜を見つめる小岩井と雪菜。

「時々小さな花びらが舞うのが綺麗ですね」

「咲き誇っても散っても、桜は綺麗ですよね」

控えめに二人並んで、拓斗と喜屋武も桜を眺めている。