ゆっくりと一歩一歩歩み出すと、



万里ちゃんの細い腕が見え、



そして綺麗で明るい笑顔があった。







「杏奈ちゃん!久しぶりっ!!」







身を乗り出して私を歓迎してくれる、私のお姉ちゃん。



大好きな、もうひとつの姉妹。