君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

それがどれだけ幸せなことか、病気になるまで……



声を失うまで、知らなかったから。







「なぁ、杏奈?」



「な、に?」







目の前にいるみーくんの顔を見つめると、みーくんの顔が真っ赤になった。







「ちょ、それ反則……」



「……何、が?」