君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「……みーく、が……すき、よ……」







思わぬ事態に、みーくんは言葉を失っていた。



布団の中で向かい合い、私はみーくんへの想いを叫んだ。







「みーくん、が、……すき」



「俺も好き!」







そう言って、抱き締めてくれたみーくんの熱が肌越しに伝わってくる。