それに、マナさんのいるあの場所に、今は行ってほしくない。



そう思う私は、欲張りになってしまったのかな。







「ん……」







私の隣で寝返りをうつみーくんのサラサラな髪に触れた。



染めてるのに、全然傷んでなくて少し羨ましい。