聞こえてる筈なんかないのに、みーくんはその度に優しい笑顔を向けてくれた。



病気がなんだ、みーくんがいるじゃない。



この人が傍にいてくれるから、支えてくれるから、



私は何だって乗り越えられるよ――……。










翌朝、あまりの寒さに目が覚めた。