君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

配慮してくれたのか部屋には電気がついておらず、



窓から差し込む月の光だけが私達を照らしていた。







恥ずかしさよりも愛しさが溢れて、また涙が溢れた。



その雫をそっと掬ってくれたみーくんの綺麗な髪が月に照らされ、キラキラと輝いている。