「あぁ」
志保ちゃんは立ち上がり、床に置いていたブランド物のバッグを肩にかけた。
「友人として、また会いましょ。杏奈ちゃんも一緒に」
「あぁ」
【うんっ】
「じゃ、またね」
幸せになってねと言い残し、ここから姿を消した志保ちゃんの甘い残り香が、部屋の中にふわっと広がった。
志保ちゃんは立ち上がり、床に置いていたブランド物のバッグを肩にかけた。
「友人として、また会いましょ。杏奈ちゃんも一緒に」
「あぁ」
【うんっ】
「じゃ、またね」
幸せになってねと言い残し、ここから姿を消した志保ちゃんの甘い残り香が、部屋の中にふわっと広がった。



