君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

それがやけに悔しくて、更に涙が溢れたんだ。










お風呂からあがると、のぼせたのか指先がシワシワだった。







『そんなことしたんですか!?』



『そうなんですよー、アイツったらあの店で――』







覚束ない足取りでリビングを歩き、テレビの電源を入れた。