君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

今やっと、みーくんの住む世界に少しだけ入れた気がした。







「あ、俺の自己紹介忘れてましたね!俺、ナツって言います!!」



【杏奈です。よろしくね】



「こちらこそ!」







ニカッと白い歯を見せたナツくんが差し出した手を軽く握ると、



ぶんぶんと強く振られた。