君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

お肉とルーをカゴに入れ、お会計を終わらせ、



私達はスーパーの裏にある公園へ向かった。



この公園は、颯との思い出の公園でもある。







「……懐かしいな」



【うん】







本当に懐かしそうに、目を細めて遠くを見つめる横顔は、みーくんと同じくらい整っている。