君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「俺だって、怖かった」



「……」



「君が思っている以上に、周りの人は君を想っているんだ」







私を……他の人が?



そんなこと、ある筈ない。



そんな……夢みたいなこと、ないよ。







「もう、死のうとは思わないでくれ」