けど、次第に颯の笑顔は曇って、見えなくなっていった。



その世界も消えていく。



私は、1人真っ暗な世界に取り残されたまま……。



何を叫んでも、1人だけ。



そんな私に手を差し伸べてくれる人は……



いなかった。