君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

ドシドシと足音を立て、駆け込んだトイレのドアを勢いよく閉めると、



扉に凭れながらずるずると座り込んだ。







……っ!



火照る頬を冷まそうと、水道の蛇口を捻る。








――"妹"。



私はみーくんの、妹。



こんなことで、目まぐるしくドキドキしてちゃ、駄目だよね。