明日は、大晦日。



私は、年越しの前に検査を受けることになっていた。



みーくんは用事があるらしく、私は1人で病院へ向かった。







「杏奈ちゃんどうぞー」







向こうから籔内先生の声が聞こえ、私はスライド式のドアを開けた。