君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「……ほんとに、夢じゃないんだな……」







呟きながら、エレベーターで4階にある自分の部屋へと向かう。



誰もいないみたいだ。



七尾さんの後に来た家政婦は、すぐ辞めたし……。



久しぶりに帰る家に、少し鼓動が速くなった。