君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

「多分、2部屋」



「相変わらず、部屋が多いよね」



「無駄だよな」



「とりあえず、お酒買いに行きましょ。お金は出すから」



「宿泊料、食料費な」



「仕方ないわね」







そんな会話を交わしながら、2人は立ち上がった。