いつか私の前からみーくんがいなくなる、そんな不安が絶えない毎日。



一秒先ですら、未来は見えないことを、私は知ってる。







「――……!」







玄関の方から、女性の綺麗な声が聞こえてきた。







「なんでいるんだよ」



「雅とクリスマスを過ごす為に、決まってるじゃない」