照れくさそうに頬を掻いたみーくんが、どうしようもなく愛しくて。



遠慮がちに開けてみると、沢山のストーンが埋め込まれた星形のネックレスが、目に飛び込んできた。







【こんな可愛いネックレス、私には勿体ないよ!】







慌てる私の言葉を聞かず、みーくんはネックレスを箱から取り出して、私の首に合わせた。






「すっげぇ似合ってる」







そう言って優しく微笑むみーくんに、素直でいられず、天の邪鬼な言葉を選んでしまう私は、まだ子供なんだ。







【ネックレスが綺麗なだけだもん】



「元がいいから、一層輝くんだよ」







みーくんはたまに、どこか欧米で育ったんじゃないかってくらい、恥ずかしい言葉をサラリと言いのける。