君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

私は、みーくんの1番になりたい。







「……」







みーくんは、黙ったまま俯いている。



居たたまれない気持ちになって、私は話題を変えた。







【参考書は買えたの?】



「あぁ……。買ってない。元々、買うつもりなかったし」







え?じゃあ、何を……?