金色の髪は、太陽に透けている。







【何かもわかんないなら、謝らないでよ!】







……本当は、こんなこと言いたいんじゃない。



困らせるだけだから、こんなことしたくない。



だけど、溢れる感情は抑えられなくて。



ただ、みーくんが遠いことが、悲しいんだ……。







「……ごめん」







謝らないで。悪いのは、子供の私。みーくんはずっと、大人だった。